朝の港
祭りの翌朝は雨模様でした。私はこの港の絵をロッジの窓から再び描きました。ソファーに寝そべっていた娘が、入室してきた男に「どんなぐあい?」と声をかけると、男は「さえない。この天気のように」と応えました。