日没の絵 #12
昼少し前に雨が降りました。それは18日目にして初めての遭遇でした。まるで秋が忍び寄ったかのようでした。あまり暑くなく、蒸すようなこともなく過ごしやすくなりました。幾人かのサーファーは海に出るのをためらって読書を始めました。私は朝の絵と日没の絵の2枚しか仕上げることができませんでした。夕食時オーストラリアの高校の科学の先生ニックがビールをおごってくれました。私たちはおしゃべりをして彼は翌日スタジオに来ると約束しました。