アイルランドや英国に繰り返し行く理由を簡単に言うと、友だちの輪をたどっているのだということでしょう。そもそもは私の家の隣に4人のアイルランド人の若者が住んでいたことから始まります。彼らと友達になり、行ったり来たりし始めました。アイルランドの女性が英国の青年を紹介してくれて、彼が私に美術雑誌をくれて、私がその中にペインティングホリデー(泊りがけで絵を楽しむ教室)の広告を見つけて、2000年に初めてブラシ・アンド・ストロークス・スタジオに行きました。たまたま2年後そこを日本の友人と再訪しました。スタジオ(アトリエ)の創立者で主催者のアンが「あなたは一年おきに来るのね」といった言葉に逆らえずに今年も行って来ました。世界のあちこちに友だちがいます。彼らは私の普段の生活では気が付かない世界を教えてくれます。そしてまた新しい友達を紹介してくれます。
この夏は20日間英国にいました。前半の10日間は絵を書く友人2人と一緒でした。コッツウォルズを訪れ、ウェールズではブラシ・アンド・ストロークス・スタジオでデイヴィッド・イーストンの教室に参加しました。後半は二人をヒースローで見送り、私は一人でエディンバラまでの飛行機に乗りました。そこでエディンバラ・カレッジ・オブ・アートの夏期講習に参加しました。もう一度学生になるということは新鮮で気持ちのいいことです。そうそう、もちろんロンドンではミュージカル「ライオンキング」をたのしみ、ストラットフォード・アポン・エイボンでは「マクベス」を理解しようと懸命に目をこすりました。
3年連続になりますが今年は14人で5月連休に長野のペインティングホリデーに出掛けました。幸運にも4日とも快晴でした。
絵を描くためにある程度まとめた休みが必要です。それは退屈を克服する最高の方法です。私達はまた春休みにバリにやってきました。私にとっては毎年続けての7回めです。私たちはサヌールの シンドゥービーチ・ホテル、 レンボガン島の ココナツ・リゾート、サヌールにもどってタムカミに泊まりました。どこもリーズナブルで気持ちのいいところでした。
2003年から2004年の年末年始は油絵を現場で描きました。記念すべき年です。これから油絵愛好家の仲間入りです。
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